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ライトノベルを書く時、資料になる本【6選】

ライトノベルを書き始める時や、書きながら行き詰った時に役立つ

小説の書き方本6冊をまとめてみました。

 

【書き始める前に読むべき本】

1.ライトノベルの書き方

ライトノベルの書き方 キャラクターを立てるための設定・シーン・ストーリーの秘訣 (NEXT CREATOR)

ライトノベルの書き方 キャラクターを立てるための設定・シーン・ストーリーの秘訣 (NEXT CREATOR)

ライトノベルの書き方本はいくつもありますが、どうも網羅し切れていなかったり、編集者がダメ出しをしているだけの本が多く、

「実践的で資料としても使える」という本は多くありません。

この本は、ライトノベルを書くために何が必要かを、ほとんど網羅していると思います。

とにかく、「これは考えるべき」「これは気をつけるべき」「これは知っておくべき」といった、必須事項をほとんど押さえています。

書き方本は色々読むのも手ですが、私は、「ちゃんと過不足なく書かれているものを手元に一冊置いておく」の方が、ブレずに書き進めることが出来るという考え方なので

特にこの本はお勧めです。

これから書くぞ!という方にオススメです。

 

 

2.実践!シチュエーション別表現法

実践!シチュエーション別表現法 (ライトノベル作家になるシリーズ)

実践!シチュエーション別表現法 (ライトノベル作家になるシリーズ)

 

先ほどの本が、書き始める前に考える設定や構成の話メインだとすると、こちらは「書き始めた後で行き詰った時に読む本」と言えます。

この本の一番の特徴は、「一つの出来事を何通りで言い換えられるか」に特化した事。ちょっと珍しい本です。

小説では、「見る」「聞く」「言う」という表現をよく使います。

特に「言う」。これは放っておいたら何十回、何百回と使ってしまう単語です。セリフの後にすぐに「~と言った」と書きたくなりますが

そればかり書いていると、ものすごく読み辛い文章になってしまいます。

小説家にとって、「言う」を使わずに、いかに会話シーンを書けるかがポイントです。

この本は、一つの言葉を何十通りにも言い換え、違う単語に置き換え、いかに同じ内容のまま別の表現にするかを

実例で示してくれる「類義語の辞書」といえる一冊です。上手く表現が出てこない方にオススメです。

 

 

【資料として持っておくべき本】

3.和の幻想ネーミング辞典

和の幻想ネーミング辞典

和の幻想ネーミング辞典

個人的には、一番のオススメ本です。これはもう、日本で小説を書く人全員に、一度は見てもらいたい。

この本は、漢字の名前を専門にした一冊です。人の名前だけでなく、季節や花、文化など、あらゆる物の名前の中で

美しい読み方と思える名前ばかりを集めて、意味を簡単に解説しています。

あいうえお順で並んでいるので、例えば植物の名前なら、「葵(あおい)」「茜(あかね)」と50音順に続き、

それらがどういう植物なのかが3行程度で説明されています。

パラパラと見ているだけで、見たことのない読み方や、知らない単語、「こんな美しい名前があるのか」と驚く言葉が続きます。

また、自然と日本の文化にも詳しくなり、難読漢字の読みも理解できるので一石二鳥ですね。

実用としては、キャラクターのネーミングの時などに活躍できますが、どちらかというと

「言葉を専門にする人間として、もう一度日本語の美しさを知っておく」

という意味合いでぜひオススメしたい一冊です。

 

 

4.空想世界構築教典

空想世界構築教典

空想世界構築教典

ファンタジーやSF、異世界ものを書こうとすると、まずはその「世界」を考えなければなりません。

しかし、世界を創るというのは、思うより遥かに大変でボリュームの多い仕事です。その「世界構築」の際に決めるべき事を、決め方と一緒に教えてくれる一冊です。

が、この本の本当の価値は、後半の「資料集」にあると思います。

本の後半は全て資料です。先ほどの和の幻想ネーミング辞典は、日本の名前ですが、こちらの本は外国語での名前辞典が付いています。

例えば、「春」は英語では「スプリング」です。イタリア語では「プリマヴェーラ」、フランス語では「プランタン」、ドイツ語では~、ラテン語では~、

といったように、日本語でよく使う一般語をカタカナで網羅してくれています。

カタカナで名前を決めなければならない時に、いちいち「イタリア語ではどういう意味だろう」「フランス語ならどうなるだろう」をネットで検索していると時間がいくらあっても足りません。

日本の主要単語を、各国語に(しかもカタカナで)一覧にしてくれているので、ぼんやり眺めているだけでも、好きな名前が見つかります。

ネーミングに時間をかけずに、さくっと終わらせたいときにオススメの一冊です。

 

5.図解近接武器

図解 近接武器 (F-Files)

図解 近接武器 (F-Files)

 

今度は武器の話です。

アクションものを書くと、大抵は何かしらの武器を持っていますよね。しかし、日本で武器を目にする機会はありませんから

「バスタードソード」や「グレートソード」と言われても、それがどういう剣なのかはイメージが出来ません。

(私もこの本を読むまで、バスタードソードとグレートソードの違いは知りませんでした。というより、気にした事すらありませんでした…)

ゲームで装備を選ぶだけなら、名前と攻撃力を知っているだけでプレイできますが、小説を書くとなると話は別です。

剣の各部の名前や、その剣の長さ、重さ、使い方、苦手な戦い方、得意とするものを知っておかないと、まともな小説が書けません。

実際にその剣が長いのか短いのかも知らないまま、アクションシーンを書こうと思っても嘘くさくなりますし、何より作者自身がそれをイメージできません。

この本は、ゲームでよく見る名前の武器のほとんどを、イラスト付きで解説しています。各部の名称や、重さ、長さ、持ち方、振り方など、実際に小説でアクションシーンに必要になる知識はほとんどこれで網羅できると思います。

武器を手にしてアクションシーンを書く方には必須の一冊です。

 

 

6.図解ハンドウェポン

図解 ハンドウェポン (F‐Files No.003)

図解 ハンドウェポン (F‐Files No.003)

今度は銃です。先ほどの本は、剣や斧、弓、槍といったものがメインでしたが、こちらは銃がメインです。

銃について基礎から学べる本は意外と少ないものです。銃の写真の載ったミリタリー雑誌は書店にも多くありますが、これらは軍事マニアの方向けの記事ばかりですので

銃の基本的な構造や、基本的な各部の名前、種類、扱い方、得意な戦い方などは載っていない事が多いのですね。

この本は、「小説を書く時に必要になるレベルの知識を、幅広く網羅する」事に成功した一冊だと思います。軍事マニアの方から見れば、シンプルすぎて面白くはないでしょうが

小説家としては、銃の解説記事を書く訳ではありませんので、ガンアクションを書くのに必要な知識、名称、戦い方をさくっと知る事が大切です。

必要以上の知識は書きすぎず、しかし、小説を書くには十分すぎる量の知識を、読みやすくまとめた一冊です。

銃を武器にする作品を考えている方には、手元に置いていて頂きたいですね。