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本当にはじめて小説を書く時のノウハウまとめ 7か条

 

今回は、本当にこれから書き始めるという方や

書き始めてまだ少し、という初心者の方向けに

「これだけは押さえておきたい、小説の書き方ポイント」をまとめてみました。

 

 

【これだけは押さえておきたい、小説ノウハウ 構想編】

 

1.ストーリーを最初から完全に固めない事!

 

書き始めると、変えたくなったり矛盾が見つかったりするのが小説です。

「第1話から最終話まで、完全にまとまったストーリーを思いついてから書き始めよう」と思っていると、おそらく数年間は書けません。

まず書いてみる! 間違っていたり矛盾していたりすれば修正する。これが基本です。

(ただし、ある程度数を書いて、応募を目指す方は、逆にガッチリ固めてから書く方が安全です。

この辺は、練習で書く初心者と、ガチで応募作を書く中級者の目的の違いです)

 

 

2.設定はある程度固める事!

 

逆に、設定は固めに設定しておいた方が良いでしょう。

特にメインキャラの性格や過去の出来事、家族関係、時代背景などの重要な点はしっかりまとめておいて、いつでも読み返せるようにしましょう。

性格が途中からブレてしまったり、あったはずの過去が無い事になってしまうと

もう作品としては「破綻」です。ゲームオーバーです。

一発ゲームオーバーのあるのが小説の怖い所です。

それを防止するには、設定を固めにまとめておき、いつでも見れる状態に準備しておく(忘れて突っ走るのを予防する)事が大切です。

 

 

3.起承転結は忘れるべし!

 

起承転結という言葉を学校でも習うと思いますが、これは「解説者向け」の単語です。

物語を創る側から見ると、起承転結だけでは足りませんし、無理に起承転結に合わせようとすると、作品が無茶苦茶になります。

完成品を後から分析する人にとっては、「起承転結」は使いやすいのでしょうが。

創る側の考えでは、起承転結をフル活用して創作するのは、かなり無理があると思います。

 

むしろ、物語の展開は、まずは「自分の好きな作品のストーリー展開を真似してみる」からで良いと思います。

(ただしパクリはダメです。大きな意味では似ているけれど、設定や展開が色々違う、と思えるくらいのアレンジを加えなければいけません)

 

 

4.絶対書きたい!と思う熱いシーンをゴールにすべし!

 

小説を書こうと思う理由は様々ですが、やはり多くの場合、ラストバトルや、大恋愛のクライマックスなど

「ここがゴール、メインディッシュです!」と思えるシーンがあると思います。

まずは、ここへたどり着くためには、どういう設定やどういうストーリー展開、どういうイザコザが途中に必要かと

逆算しながらストーリーを創ると、わりと綺麗にまとめられると思います。

 

もちろんそれだけでは、一本道のRPGのような話になってしまうので

様々なアレンジやオプションが(将来的には)必要になってきます。

しかし、最初から難しいものを書いてもうまくはなれません。

まずは一本、筋の通った矛盾のない(そして訴えたいテーマがある)短編を書ききる事です。

そのためには、ゴールからの逆算が効果的です。

 

 

5.魅力的な人物を出すべし!

 

魅力的な人物とは何でしょうか。

直球で答えを言いますと、「葛藤」と「二面性」です。

 

悩みもなく悪事を働く魔王には魅力も共感も出来ませんが、

一方で、人を殺してしまう罪悪感を感じながら、魔王として求められる役割との間で、日々悩みながらも、周りにはそれを見せずに気丈に振る舞う魔王がいたら、

少しは共感が出来そうですよね。

葛藤がなければ、そこに「人間らしさ」が生まれません。

魅力的な人間らしさは、迷いや苦しみ、悩みから生まれると言って良いでしょう。

 

また、同じように「二面性」も重要です。

いつもクールで、決して笑わない怒らない人が、今日も笑わず怒らない日々を描いても何の魅力もありません。

いつも笑わないクールな彼が、ふとしたタイミングでクスッと笑って、

「え? 意外…、こんな事で笑えるんだ」的な感じで恋が始まるお話は、わりとよくありますよね。

ツンデレも同じでしょうか。いつも怒ってばかりの彼女が「あ、あんたの為じゃ無いんだからね」的なアレです。

 

これらは別に悪い事ではなく、

二面性(強い部分もあれば弱い部分もある、良い部分もあれば悪い部分もある)を見せて

そこから人間らしさを表現している訳ですね。

この葛藤と二面性を、あらゆるキャラクターに用意できるかが、登場人物の良し悪しにつながります。

 

 

6.「作品のテーマ」は忘れるべし!

 

よく、「この作品のテーマは…」といった解説や本の紹介がありますが、

テーマから作品を創れるるのは、よほどのベテランに入ってからです。

最初から「人間の愚かさをテーマに書こう」と思って書いたとしても、おそらく最後まで辿り着けないと思います。

 

それは、テーマが作品を生むのではなく、

書きあがった作品を読んだ方が、「これがテーマだろう」と後付けしている事が多いからです。

実際は、テーマなどなくても、本当に面白いと思って下さった読者様がいれば、それで作品としては目的を達成しているはずです。

テレビや雑誌のインタビュー向け、人への説明用に「テーマ」を無理して考える必要はありません。

むしろテーマに縛られて、自由に書けなくなるデメリットの方が大きくなりますので

テーマはいっそ忘れてしまいましょう。

 

 

7.小説アイデアは熱い内に書くべし!

 

鉄は熱い内に打てと言いますが、小説も同じです。

文章を書く段階では、毎日同じ時間に同じリズムで書く事も出来ますが、小説の構想やアイデア出しは、まさに生き物です。

アイデアが浮かぶ時には一気に来ますが、来ない時は泣いても叫んでもやって来ません。

 

アイデアが来ている時は、波に乗る!

とにかく思い浮かぶものをなるべく急いで書きとめ、頭の中に浮かぶイメージに身を任せるという習慣が大切です。

そのためにも、普段からすぐに取り出せるメモとペンを持つですとか

evernoteなどの、メモアプリをすぐ起動できるようにしておくなど、普段の準備が大切です。

 

 

文章の書き方まとめ第一回は構想編でした。

次回は、文章の書き方編です。