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文体の揺れを減らす

この問題はかなりデリケートな問題ですので慎重に書きたいと思います。

 

まず、小説を書いておられる皆さんなら、すでにご経験とは思いますが、文体によって小説の読み易さはずいぶんと変わってきますよね。

 

例えば難解な漢字や四字熟語を並べる小説は歴史物などに多いですが、こういった物は少し読みにくい分、読むペースが落ちます。 

また現代の恋愛小説となると、割に読みやすいものが多いですね?

これはまさに文体の影響です。

 

書く時に気を付けるべきは、この文体の統一です。

恋愛小説の雰囲気から突然、漢字多用の歴史物の雰囲気に変わる事はないとは思いますが、文体の少しのズレはよくおこります。

 

一番有名なのは「ですます調」と「である調」を一緒に使うという事。次が口語と文語。
挙げ始めればキリはありません。

例えば「○○だった」と「○○であった」では厳密には統一出来ていないでしょう。
本来なら、こういった点までこだわるべきなのでしょうが、実際には厳しすぎる統一は作品を単調にします。

 

まずは「ですます」や一人称の呼び方(僕、私、俺)などの基本的な統一からはじめるのが大切です。

その先に、どこまで統一感を出すのか、そのレベルを自分で手探りで探す以外に方法はありません。

 

統一感には個人により好みがあります。作品のバリエーションを優先するのか、統一感を優先するのか、そのレベルを自分の感覚で探る事で、貴方にあった統一感を見つける方法と思います。

 

もう少し突っ込んで掘り下げるならば。

例えば、この「例えば」と「たとえば」。

私もこのサイト全体で統一できていないと思います。(各ページによって表記が違うと思います)

 

今、思いついた分だけをあげてみますと、

・「出来る」と「できる」

・「事」と「こと」

・「良い」と「いい」と「よい」

・「所」と「ところ」

・「携帯」と「ケータイ」

・「引越し」と「引っ越し」と「引越」

 

こういった例を挙げ始めると、本当に星の数ほどあるのではないかと思いますが、

まずは目にとまりやすい部分から、使用頻度の多い部分から改善していくと、文章の統一感が見違えてくるかと思います。

 

文章の統一感と揺れ。この2つをじっくりと考えてみる事が大切です。