文章力を上げる

ひらがなとカタカナの使い分け

投稿日:

よく言われますよね。  ひらがなは柔らかい、カタカナは堅い感じがすると。

これはやはり事実です。

おそらく日本人の大半は、この感覚を強いなり弱いなり持っているのではないでしょうか。

 

ひとつの言葉にこれだけ多くの人が共有している感覚というのはなかなか珍しいとは思いませんか?
文章を書く上で、これを利用しない手はありません。

ひらがな = 柔らかい、暖かい、優しい、ゆっくりした、子供っぽい、落ち着く
カタカナ =  堅い、冷たい、機械的、違和感

 

印象を挙げるとこのようになるかと思います。
これは意外と使えます。

小説においては、特にセリフの中で活きてきます。

例えば、「好き」と「スキ」と「すき」では、たった二文字でもそのキャラクターの年齢、性格、考え が出てしまいますよね。

このような文章があった時、それぞれからどんな印象を受けるでしょう?

 

・あなたの事が、好き

・あなたの事が、スキ

・あなたの事が、すき

 

…それぞれに、微妙に印象が違いますよね。この1行からイメージする人物像も、それぞれ個性が違っているかと思います。

 

あなたの描きたいキャラクターの性質と、言葉の出す雰囲気がアンマッチを起こすと、読者にとっては致命傷になりかねません。

言葉は生きていますから、決してこのルール通りに行くとも限りませんが、やはりある程度有効な方法であるのは確かです。

言葉をわざわざ変えなくとも、ひらがなと漢字とカタカナを上手く使い分けるだけでも、文章から受ける印象は大きく変わります。

表現力を上げるたいと思った時は、まずこういった言葉の違いから入るのも良いかも知れませんね。


-文章力を上げる
-,

執筆者:

関連記事

no image

独創的な表現を生み出すコツ

きっと ウルトラマンのそれのように、 君の背中にもファスナーが付いていて 僕の手の届かない闇の中で 違う顔を誰かに見せているんだろう そんなの知っている もしも ウルトラマンのそれのように 総ての事に …

no image

情景描写が上達するコツ

さて、今回のコラムは情景描写についてです。 小説を書いていて何が一番難しいかと言いますと、 「映画や漫画のようにハッキリとした映像を見せる事が出来ない」 という点ですよね。 小説は文章だけで構成されて …

no image

「ボキャブラリー =文章力」は正しい?

さて、今回のテーマは 「『ボキャブラリー =文章力』は正しいか?」というテーマについてです。   実は先日、文章に関してのご質問を頂きました。 その内容はと言いますと。 「私にはボキャブラリ …

no image

言葉の持つ雰囲気を使い分ける

作品の雰囲気を何が作るかといえば、まずストーリーが浮かぶはずです。これは当然といえば当然です。 しかし雰囲気を作るもうひとつの大切な要素。それは間違いなく「言葉」です。   一人称にするか三 …

no image

文体の揺れを減らす

この問題はかなりデリケートな問題ですので慎重に書きたいと思います。   まず、小説を書いておられる皆さんなら、すでにご経験とは思いますが、文体によって小説の読み易さはずいぶんと変わってきます …


アクセス数
今日 :
昨日 :

小説ブログランキング
↑今一番読まれている小説ブロガーさんは?

人気ブログランキングへ