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ひらがなとカタカナの使い分け

よく言われますよね。  ひらがなは柔らかい、カタカナは堅い感じがすると。

これはやはり事実です。

おそらく日本人の大半は、この感覚を強いなり弱いなり持っているのではないでしょうか。

 

ひとつの言葉にこれだけ多くの人が共有している感覚というのはなかなか珍しいとは思いませんか?
文章を書く上で、これを利用しない手はありません。

ひらがな = 柔らかい、暖かい、優しい、ゆっくりした、子供っぽい、落ち着く
カタカナ =  堅い、冷たい、機械的、違和感

 

印象を挙げるとこのようになるかと思います。
これは意外と使えます。

小説においては、特にセリフの中で活きてきます。

例えば、「好き」と「スキ」と「すき」では、たった二文字でもそのキャラクターの年齢、性格、考え が出てしまいますよね。

このような文章があった時、それぞれからどんな印象を受けるでしょう?

 

・あなたの事が、好き

・あなたの事が、スキ

・あなたの事が、すき

 

…それぞれに、微妙に印象が違いますよね。この1行からイメージする人物像も、それぞれ個性が違っているかと思います。

 

あなたの描きたいキャラクターの性質と、言葉の出す雰囲気がアンマッチを起こすと、読者にとっては致命傷になりかねません。

言葉は生きていますから、決してこのルール通りに行くとも限りませんが、やはりある程度有効な方法であるのは確かです。

言葉をわざわざ変えなくとも、ひらがなと漢字とカタカナを上手く使い分けるだけでも、文章から受ける印象は大きく変わります。

表現力を上げるたいと思った時は、まずこういった言葉の違いから入るのも良いかも知れませんね。